8「Ladybird」


描写歌。
いつもなら、気がつかないことにストーリーを感じる。
いつもなら、見過ごす風景に思いを馳せる。
「明け方の道 散らかってるゴミ」に目がいくのはそんな時かもしれない。
自分の心の整理整頓はいつだって足元から始める。
何かを捨てることができた時、初めて新しいことが入ることができるスペースができる。
だから、『Ladybird』の時間は何より大切。
最後にした『Ladybird』の時間はいつだったけかな。


9「楽園」


言わずとしれた、職人技。
人の心を点でおさえた曲。
“ど”が付くほどストレートに、迷いも勢いも正しさも間違いも
ギュッと濃縮された時間と心情をそのままに。
だれかがコラムでいいこと言ってた。
「一生に一度でもだれかを本気で好きになり、愛されたひとは強く生きていける」
何にも負けない強さとは、好きな気持ちと愛されている実感とやさしさかも。
そう、この曲には人のやさしさも充分に含まれている。


10「さらさら‘90s」


主役は少年。
その少年が大人になって、幼き自分を振り返る。
あの時願ったこと、夢描いたこと、
諦めたこと、諦めきれないこと。
少年と彼。
過去から少年はじっと彼をみているんだろう。
そして、少年が満たされた笑顔でこっちをみた時、
描いていた風景とは違くとも、彼は自身の歩んだ道を誇らしく思うのだろう。
潜在的に好きな90年代の曲調にのせて、クボケンジは歌う。


11「ライカ」


なぜか、チェック柄が目に浮かぶ曲。
すごーくお洒落なひとが「この曲名曲!」と言った以来、
お洒落な人はやっぱり見てる視点がちがうなぁ、と思ってみたりした。
メレンゲという塊から生まれる、キラっと光るセンスがここにある。
メレンゲというバンドは、味に例えると「甘酸っぱい」のだ。
あなたも味見しませんか?


12「シンメトリア」


ザ・おとぎ話。
『CAMPFIRE』の締めくくりでもあり、
そろそろ夜明けの空気、サンライズ間近。
そして、また訪れるキャンプファイヤーの火の心地よさを待ち遠しく思う。
「カタカナですが 安いルッキンフォーラブ」の今日を生きる。
ファンタジーとおとぎ話はいつだって、そのままに。
曲がった見方や疑いの心を捨て、まっすぐに、直感的に、正直に。
さて、いま自分はそれを持ち続けて社会に立っているだろうか。
いつまでも心に留めていようと誓う。
そうだ、あしたは青いスカートを履こう。